100%自然素材のみ使用
アイウォールの壁紙は、「自然素材」を使用しています。壁紙自体の成分も、裏打紙も自然素材以外の成分は使用していません。
呼吸する壁紙
「吸放湿性による調湿作用」と「通気性による透湿作用」の2つの作用により、居心地のよい室内環境が生まれます。
一般のビニールクロスの壁紙に比べ、アイウォールの壁紙は透湿性が80倍以上という試験結果があり、湿気がこもらず放出されるため室内は心地よく、高温多湿の日本の家屋には最適です。
石膏ボードと組み合わせることにより、石膏の調湿効果を最大限引き出し快適な状態を維持できます。
吸放湿性による調湿作用とは
「吸放湿性」とは、壁紙自体で湿気を呼吸する性能です。自然素材の持つ多孔質性により空気中の湿気を吸収したり、放出して調湿します。
通気性による透湿作用とは
「通気性」とは、水蒸気が壁紙を通過して室内側と下地側とを行き来する性能です。一言で言うと、「湿気の通り道」です。
アイウォールの壁紙は、グラフの通り、ビニールクロスに比べて100倍近い透湿性があり、室内に多くの湿気の通り道がある状態を作ることが出来ます。それに比べてビニールクロスの部屋は、湿気の通り道がほとんどない、呼吸の出来ない空間と言えます。この調湿作用と透湿作用が「呼吸する壁紙」と呼ばれる由縁です。
高い透湿性があると湿気が壁紙・石膏ボードを自由に行き来することが出来、高い調湿作用を持った石膏ボードを活かすことが出来ます。ジメジメした梅雨の時期や寒い冬の閉め切った室内で高い効果を発揮して、「呼吸する家」を作ることが出来ます。
消臭力
アイウォールの壁紙は自然の素材が持つ消臭作用により、お部屋の気になる臭いを軽減させる特性があります。
ペットやタバコなど、嫌な臭いに対して空気清浄効果もある事が化学的にも実証されいます。
検査機関:ユニチカガーメンテック株式会社 リサーチラボ事業本部
和紙の製法にこだわる
従来の和紙のメリットを活かしつつ、和紙のデメリットを克服し、ビニールクロスや他の和紙壁紙・自然素材壁紙と異なり、最新の和紙技術を用いることによって和紙を3層に漉き込んでおります。
3層に漉き込むことによって、1層は表情層、残りの2層で施工性、強度、厚み等機能性を分担させる事が出来ました。3層に分けることにより、表情層を薄めに出来、均一に漉くことが出来、壁紙自体の強度を向上させる事にも成功しました。
検査機関:ユニチカガーメンテック株式会社 リサーチラボ事業本部
燃やしても有害物質を出さない
燃やしても有害物質が出ず、廃棄の際や火災の際に人体への影響がありません。
商品仕様
サイズ剤2※1 | AS-20 |
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紙力増強剤※2 | AS-570 |
サイズ寸法 | 有効長:50m 有効幅:100cm(103cm~104cm) ※通常の一般的な壁紙クロスに比べ、若干幅が広い仕様です。 ※50m×103cmサイズになりますので、mモジュールでご使用頂けます。 |
ホルムアルデヒド等級 | F☆☆☆☆(認定番号 MFN-0355) |
防火認定 | 材料区分:紙系壁紙 防火種別:1-3 施工条件:標準施工法 不燃の防火性能:不燃下地 認定番号NM-9791 準不燃の防火性能:不燃石膏・準不燃下地 認定番号QM-9253 |
※1 サイズ剤とは サイズ剤とは、紙に耐水性を付与する目的で使用されるものです。製紙工程において、パルプスラリー中に添加して使用されるサイズ剤を内添サイズ剤と呼び、製紙後の紙表面に塗工し、印刷適性などの紙質向上を図るサイズ剤を表面サイズ剤と呼びます。アイウォールで使用しているサイズ剤は、内添サイズ剤です。 |
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※2 紙力増強剤とは 紙力増強剤とは、一般に紙を水に浸すと一般に紙力が低下しますが、これを補う目的で使用されます。また、紙が濡れた際の寸法安定性を向上するために使用されます。又、紙力増強剤には、乾燥紙力増強剤と湿潤紙力増強剤があり、アイウォールで使用している紙力増強剤は、湿潤紙力増強剤です。 |
用途
アイウォールシリーズの壁紙は「和」のイメージが強く、和室用の壁紙と言われる事がありますが、白色の温かい壁紙は和室だけでなく、洋室やリビング等様々な場所で採用されています。
又、「湿度」が高くなりやすく、「匂い」が気になるクローゼット、押し入れ、トイレではアイウォールの特性が抜群の効果を発揮します。